県立高入試問題で正答ない出題ミス 全員を正解扱いに<茨城>

2022年3月12日 08時51分
 茨城県教育委員会は十一日、県立高校入試の社会の問題で解答の選択肢に正解がない出題ミスがあり、受験者全員を正解扱いとすると発表した。
 入試は三日に実施。世界地図に示した都市の気温と降水量のグラフを選択する問題で、本来はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを示すべきだったところが、南西方向に約九百キロ離れた位置になっていた。問題を見た学校関係者の指摘で発覚した。
 問題作成委員会が誤ったまま印刷業者に出してしまい、その後の校正で複数人が確認したものの発見できなかったという。
 記者会見した小泉元伸教育長は、謝罪の上、再発防止策について「来年以降は大学教授などの第三者を入れてチェック体制を強化していきたい」と述べた。
 県教委は同日付で、問題作成委の正副委員長を務めた県教育研修センター所長と県教委高校教育課長を戒告処分とした。(長崎高大)

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