狛江セブン、3年ぶり都大会優勝へ王手!
2018年3月1日 02時05分
ミカサ杯第36回東京都小学生バレーボール教育大会
ミカサ杯第36回東京都小学生バレーボール教育大会(都バレーボール協会、都小学生バレーボール連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)は2月25日、北区立十条富士見中など都内3会場で女子の部B~Dブロックの準決勝までが行われ、順当にシードチームが勝ち進中、支部予選5位の鶴巻MVC(新宿)が同予選1位のあおいクラブ(板橋)を2-1で破り決勝へ駒を進めた。各部の決勝などは3月18日、板橋区の小豆沢体育館で行われる。 (都丸満)
高いブロック2枚で対抗
狛江セブン(狛江)が、2015年の東京新聞・東京中日スポーツ杯争奪大会以来3年ぶりに都大会の決勝に進出した。
この日2戦目の準決勝は、前評判でサーブとアタックが良かったという瑞光VC(荒川)と対戦。第1セット(S)は21-8で先取したが、第2Sは、接戦の末20-22で落としフルセットに。広瀬雅一総監督は「1セット目がおかしくて、2セット目が予想していた展開だった」と振り返る。そして第3Sは15-7で勝利しブロック女王に王手をかけた。
サーブでは劣ったが、渡部真夕さん、丸谷紗生さんの2枚の前衛で対抗した狛江。「(瑞光は)サーブもスパイクも聞いていた通り素晴らしかった」と総監督。だが、「うちはブロックが2枚あるんで、打てなかったのかな」と分析。大元雛希主将は「緊張で力を出し切れていない部分もあったけど、勝ててすごくうれしいです」と笑顔。
決勝の相手は、昨年末に練習試合で歯が立たなかったという三砂ジュニア(江戸川)。「そこから3カ月。お互いどれだけ成長しているかが楽しみです」と広瀬総監督。課題のサーブを克服し「胸を借りるつもりで」頂点を狙う。
みなみクラブ善戦及ばずブロック3位
第3支部5位のみなみクラブ(江戸川)は、善戦したもののブロック3位で大会を終えた。
1回戦をストレートで勝利すると、続く2回戦では、支部予選2位の府ロクJVC(府中)と対戦。支部予選の時と比べ、エースの馬目杏月さん、守備では小泉志歩さんを中心に「まとまってきています」と中山まひる主将。そのチームワークで難敵の府ロクを接戦ながら2-0で破った。しかし、支部女王・三砂ジュニアとの同支部対決では、序盤にリードする場面もあったが逆転負けを喫し涙をのんだ。
中山主将は「皆で力を合わせて練習してきたから、ここまで来られた。もっと練習して(次は)決勝に行けるように」と巻き返しを誓った。三好一孝監督は「最後の方は弱気だったかな」と振り返り、6年生が1人だった昨年と違い、「1人に頼らないで、全員で戦う気持ちを持ち続ければ」と成長に期待した。
◇女子Bブロック
▽1回戦
ブルーライトニング2-0浅草JVC
(江東) (台東)
鶴巻MVC2-0向陽台JVC
(新宿) (稲城)
大田ホークスJVC2-1太子堂VC
(世大田) (世田谷)
鶴間JVC2-0池袋JVC
(町田) (豊島)
▽2回戦
あおいクラブ2-0ブルーライトニング
(板橋)
鶴巻MVC2-1みどりVBC
(町田)
武蔵ラビット2-0大田ホークスJVC
(武蔵村山)
萩中VC2-0鶴間JVC
(大田)
▽準決勝
鶴巻MVC2-1あおいクラブ
武蔵ラビット2-0萩中VC
◇女子Cブロック
▽1回戦
全千寿JVC2-0ホワイトエンジェルス
(足立) (板橋)
みなみクラブ2-0日野アテネJVC
(江戸川) (日野)
東雲ドルフィンズ2-1小日向エンジェルス
(江東) (文京)
調布大塚クラブ2-0八王子JVC
(大田) (八王子)
▽2回戦
三砂ジュニア2-1全千寿JVC
(江東)
みなみクラブ2-0府ロクJVC
(府中)
狛江セブン2-0東雲ドルフィンズ
(狛江)
瑞光VC2-0調布大塚クラブ
(荒川)
▽準決勝
三砂ジュニア2-0みなみクラブ
狛江セブン2-1瑞光VC
◇女子Dブロック
▽1回戦
新宿柏木スポーツ少年団2-0大四JVC
(新宿) (大田)
立会アタッカーズVBC2-0ポピンズ
(品川) (稲城)
東金町ビーバーズ2-0けやきジュニア
(葛飾) (板橋)
青梅ミッキーズ2-1鶴川ウィングス
(青梅) (町田)
ひまわりVC2-0みたかオレンジウェーブ
(江戸川) (三鷹)
▽2回戦
鷹番JVC2-0新宿柏木スポーツ少年団
(目黒)
東金町ビーバーズ2-0立会アタッカーズVBC
板三2-0青梅ミッキーズ
(板橋)
MIRACLE・FVC2-0ひまわりVC
(府中)
▽準決勝
鷹番JVC2-0東金町ビーバーズ
MIRACLE・FVC2-0板三
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