GaNBaが初の頂点!

2017年11月15日 02時05分

東京新聞・東京中日スポーツ杯争奪第38回東京都小学生バレーボール選手権大会

初優勝のGaNBa・JVC

 東京新聞・東京中日スポーツ杯争奪第38回東京都小学生バレーボール選手権大会(都バレーボール協会、都小学生バレーボール連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催、東洋水産、ミカサ協賛)は3日、東京都板橋区の小豆沢体育館で男女決勝などが行われた。男子の部はGaNBa・JVC(調布)が悲願の初優勝。GaNBaと準優勝の調布大塚クラブ(大田)は今月25、26日に埼玉県で行われる関東大会に出場する。 (鈴木秀樹)

前4大会で準優勝

やっとつかんだ!!

 最後の舞台で、最高の結果を手にしたGaNBaの選手たちに向かい、ベンチから、応援席から、惜しみない祝福の声が飛んだ。
 昨年のファミマ杯全国大会予選から東京新聞杯、さらにことしに入りミカサ杯教育大会、再びファミマ杯予選と、実に4つの都大会で準優勝に甘んじた。「長かった。悔しさだけでした」と徳納卓哉監督が振り返る。その間に、ことし最大のライバル、若葉ビクトリー(板橋)が全国制覇。若葉・小亦誠也監督は「GaNBaのエース(村上玲音君)を思えば、全国大会でも怖いアタッカーはそうそういない」と言い切ってさえいた。
 その村上君を中心とした攻撃は、雌伏の期間に幅を広げた。「小旗(真ノ介君)、鹿野(太雅君)のふたりが打てるようになったし、守備も良くなった」。それにより、セッター・徳納輝主将の繰り出すトスのバリエーションも増え、「エースひとりに頼りがちだった攻撃から、ずいぶん成長してくれました」と徳納監督は振り返る。
 若葉を破った、調布大塚との決勝も圧巻だった。注文どおりのコンビネーションはもちろん、サーブカットが乱れた場面にはエース・村上君がそれを感じさせないスピードとパワーで相手を押し切り、完勝で頂点に立った。
 最高到達点2メートル80センチの身体能力を持ち、驚異的な運動量でチームを優勝に導いた村上君は「6年間でも最高のバレーができたと思います。楽しかった」と満面の笑顔。徳納主将も「これまで負けるときは、熱くなりすぎていたけど、ずっと冷静にプレーできた」と、集大成の戦いを振り返った。関東ももちろん、頂点を勝ち取るつもりだ。
 ◆男子▽準決勝
調布大塚クラブ2-0若葉ビクトリー
(大田) (板橋) 
GaNBa・JVC2-0東金町ビーバーズ
(調布) (葛飾) 
 ▽決勝
GaNB2 21-8 0調布大塚
aJVC  21-12  クラブ 

殊勲の銀メダル

力を出し切り準優勝で大会を終えた調布大塚クラブ

調布大塚クラブ

 準優勝で大会を終えた調布大塚クラブの選手らの表情にも、力を出し切った充実感が漂っていた。
 「準決勝で力を出し切っちゃいましたね」という鎌田春樹監督も、温和な表情で銀メダル獲得をたたえる。準決勝では全国王者の若葉ビクトリーに正面からぶつかり、21-18、25-23と大接戦をものにした。「2セット目を落としていたら、もう力は残ってなかったでしょう」と鎌田監督。「ここを目標に、セッターの原(龍ノ介君)が成長し、土橋(新主将)、本間(隆大君)の攻撃にもバリエーションが増えた」と振り返ったが、「それよりも、ここは彼らの気持ちの勝利でしょう。いつもはおとなしい彼らが、きょうは150パーセントの力を出してくれたと思います」。
 決勝では敗れたものの、全力で戦い抜いた調布大塚。選手たちの胸には、殊勲の銀メダルが輝いていた。

リズムつかめず…

若葉ビクトリー

 ○…全国王者の若葉ビクトリーが、まさかの準決勝敗退。この日は攻守にもうひとつ息が合わず、リズムがつかめなかった。ジュースまでもつれた第2セットの最後のポイントはエース・亀岡聖成君のスパイクがアウトに。セッター・鵜沼明良君は「最後の大会だから」と右足のケガを押しての出場となったが、思いは届かなかった。「最後まで、リズムが戻りませんでしたね」と振り返った小亦監督は「この悔しさを忘れず、中学でも頑張ってほしい」と選手たちにメッセージを送った。

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