原発へのミサイル攻撃、防衛力強化で対応の方針 岸田首相、停止や廃炉には触れず

2022年3月16日 20時59分
記者会見する岸田首相=首相官邸で

記者会見する岸田首相=首相官邸で

 岸田文雄首相は16日の記者会見で、日本国内の原発がミサイル攻撃を受けた場合の対応について「ミサイル技術は毎日進歩しており、国家安全保障戦略をはじめとする(防衛)3文書の見直しの中で具体的に考える」と、防衛力の強化で対処する考えを示した。原発の停止や廃炉には触れなかった。
 首相は、海上のイージス艦と地上のPAC3(地対空誘導弾パトリオット)でミサイルを迎撃して原発などを防護する従来の方針を説明。原発への武力攻撃は「国際法違反だ」として安全保障法制を根拠に自衛すると強調し、「日本の防衛や日米同盟の対処力、抑止力が十分なのか検討する」と述べた。
 武力攻撃に至らないテロ対策に関しては「事業者が対応することが国内法で定められている」と説明するにとどめた。
 首相の記者会見には本紙記者も参加し挙手したが、指名されなかった。(山口哲人)

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