東芝子会社で架空取引 売上高200億円を過大計上

2020年1月19日 02時00分
 東芝は十八日、子会社の東芝ITサービス(川崎市)で数年間にわたる架空取引があったと発表した。二〇一九年九月中間連結決算で売上高約二百億円が過大に計上されていたことが分かった。
 商品やサービスをやりとりせず、書類上だけで売買を装う「循環取引」の疑いがあるという。
 一九年十一月ごろに外部から指摘があり発覚した。東芝は弁護士や公認会計士らによる社内調査を進めている。調査結果を一九年四~十二月期決算に反映させる。
 東芝では一五年に不正会計が発覚し、経営危機の要因となった経緯があり、新たな会計不祥事で企業統治の信頼性が問われそうだ。
 東芝グループ以外の複数の企業が関係していたとみられるが、東芝ITサービスの主体的な関与を認定する証拠はこれまで確認されていないとしている。
 同社はIT関連サービスの導入支援やシステム構築などを手掛けている。

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