弁護士ら660人が首相を告発 桜前夜祭、公選法違反疑い

2020年5月21日 16時00分

安倍首相らに対する告発状を抱えて東京地検に入る弁護士ら=21日午前、東京・霞が関で(坂本亜由理撮影)

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」前夜に開かれた夕食会で、参加した有権者に飲食代を提供するなどしたとして、全国の弁護士や学者ら約六百六十人が二十一日、公選法違反(寄付行為)と政治資金規正法違反の疑いで、首相と後援会幹部の計三人に対する告発状を東京地検に提出した。
 地検は受理するかどうか検討する。弁護士らは「首相が説明責任を果たさず、数の力で真相究明と責任追及が阻まれるという状況を打開するため徹底的な捜査が必要だ」との声明を出した。
 夕食会は二〇一八年四月、都内のホテルニューオータニで開かれ安倍首相の支援者ら約八百人が参加、会費は一人五千円だった。
 告発状によると、安倍首相と後援会幹部は共謀し、一人当たりの飲食代が少なくとも一万一千円はするのに、五千円ずつしか徴収せず、差額の六千円程度を提供した公選法違反の疑いのほか、後援会の政治資金収支報告書に夕食会の収支を記載しなかった政治資金規正法違反の疑いもあるとしている。

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