【動画】見えてきた1号機原子炉の内部 デブリらしき塊や分厚い堆積物 東電福島第一原発

2022年3月25日 12時39分
 東京電力福島第一原発では2月から、メルトダウン(炉心溶融)した1号機の原子炉格納容器内の水中ロボット調査が進んでいる。東電がこれまでに公開している映像からは、事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられる塊や、分厚い堆積物、黄色っぽい砂のようなものも確認された。ロボット調査は3月16日深夜の最大震度6強の地震で中断しているが、今後も長期にわたって続ける計画だ。
 2月8、9日の調査では、核燃料があった圧力容器の真下にある土台「ペデスタル」の開口部付近で、塊状の堆積物を撮影できた。東電の高原憲一広報担当は記者会見で、「デブリの可能性がある」と説明。1号機で初めて、デブリらしきものを確認できたことになる。

1号機格納容器内で確認された分厚い堆積物=東京電力福島第一原発で(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供)

 3月14~16日の調査では、圧力容器の土台の外側をロボットが動きながら、内部の様子を撮影した。2月調査で確認したデブリの可能性がある塊から、6~7メートル離れた構造物周辺で分厚い堆積物を確認。その上には、砂のようなものがかぶさっていた。(小川慎一、動画編集は山川剛史)

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