カメラの中に水が入り、1号機調査の水中ロボット故障 東電福島第一原発

2022年3月29日 18時30分
故障したのと同じ調査ロボット(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供)

故障したのと同じ調査ロボット(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供)

 東京電力は29日、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の1号機原子炉格納容器内の調査で使っている水中ロボットが故障したと明らかにした。搭載されているカメラ4台のうち3台に水が入り込み、映像が曇る状態となった。予備機を使うかを検討する。
 東電によると、29日昼、格納容器内の水位を測定するためにロボットを動かした際に不具合が判明。午後3時半すぎ、ロボットを格納容器から出した。
 1号機では16日深夜にあった福島県沖を震源とした最大震度6強の地震後、格納容器内の水位が約40センチ低下。事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やすために注入している水の量を増やし、この日のロボットによる測定で水位の回復は確認できたという。
 2月に始まった調査は1号機で事故後初めてデブリとみられる堆積物を確認できたものの、地震で中断している。調査は6種類のロボットを使い、デブリの広がり具合などを確認する計画。(小野沢健太)

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