大学入学共通テスト流出で女子受験生を家裁送致 東京地検 「中継役」男性は略式起訴

2022年3月31日 20時16分
大学入学共通テストの受験生ら

大学入学共通テストの受験生ら

 大学入学共通テストの問題を写した画像が試験中に流出した問題で、東京地検は31日、女子受験生(19)=大阪府=を偽計業務妨害の非行容疑で東京家裁に送致した。中継役を担ったとされる会社員男性(28)=横浜市=は、同罪で略式起訴した。
 地検などによると、女子受験生は共通テスト初日の1月15日、大阪府内の会場で、隠し持っていたスマートフォンで「世界史B」の全ての試験問題を動画で撮影し、男性に送信。男性は各問題を静止画に編集した上で、東京大の学生ら7人にインターネット通話アプリ「スカイプ」を使って送信、解答を受け取ったとされる。2人は容疑を認めている。
 女子受験生は当時、府内の大学1年生で「アナウンサーを目指していて、東京の私立大に入学し直すため共通テストを再受験した」と説明したとされる。男性とはインターネットで知り合い、報酬を支払う約束で協力を依頼したとみられる。
 警視庁が2月、大学入試センターの業務を妨害したとして、偽計業務妨害容疑で2人を書類送検していた。大学入試センターは同月、女子受験生が今年と去年の共通テスト受験で不正行為をしたと認定し、両年分とも失格とした。

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