ウィル・スミスさん、平手打ちで「信頼を裏切った」 アカデミー退会表明、懲戒手続きは継続 

2022年4月2日 19時44分
アカデミー賞授賞式でクリス・ロックさんを平手打ちするウィル・スミスさん(AP)

アカデミー賞授賞式でクリス・ロックさんを平手打ちするウィル・スミスさん(AP)

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米俳優ウィル・スミスさんは1日、アカデミー賞の授賞式でコメディアンのクリス・ロックさんを平手打ちした問題を受け、同賞を主催する映画芸術科学アカデミーを退会すると発表した。スミスさんは「言い訳のできないものだった。アカデミーの信頼を裏切った」と述べた。
 スミスさんは声明で、ロックさんや授賞式の出席者、世界の視聴者らを傷つけたと認め「アカデミーの会員を辞め、理事会が適切と見なすさらなる結果を受け入れる」と表明。今後については「暴力が理性を超えるのを二度と許さないための活動をする」と述べた。今回受賞した主演男優賞を返上するかどうかには言及していない。
 米メディアによると、アカデミーはスミスさんの退会を受理した。すでに開始したスミスさんへの懲戒手続きは継続するという。スミスさんは退会によってアカデミー賞での投票資格などを失うが、規定によると自身が賞にノミネートされる可能性は残る。
 スミスさんは3月27日にロサンゼルス・ハリウッドであった授賞式で、ロックさんが脱毛症に悩むスミスさんの妻ジェイダ・ピンケット・スミスさんの髪形をからかうような冗談を言ったことに激高し、舞台上で平手打ちに及んだ。
 映画界最大の祭典での前代未聞の騒動は波紋を広げ、米国内では「彼は逮捕されるべきだった」(俳優ジム・キャリーさん)などと追及の声が上がっていた。

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