安倍晋三元首相、敵基地攻撃能力は「基地に限定せず、中枢攻撃も含むべき」 憲法9条への自衛隊明記も主張

2022年4月4日 06時14分
講演で憲法改正や防衛費の拡充について訴える安倍元首相=3日午後、山口市(共同)

講演で憲法改正や防衛費の拡充について訴える安倍元首相=3日午後、山口市(共同)

 自民党の安倍晋三元首相は3日、山口市内で講演し、防衛費に関し2023年度は当初予算で6兆円程度を確保するべきだと訴えた。ロシアによるウクライナ侵攻や中国の軍事力増強に触れ「大切なことは自助努力だ」と述べた。政府が保有の是非を検討する敵基地攻撃能力に関し「(対象を)基地に限定する必要はない。向こうの中枢を攻撃することも含むべきだ」と主張した。
 安倍氏は2月27日のテレビ番組でも、日本が持つべき能力に関し「相手の軍事的中枢を狙う反撃力だ」と発言している。
 安倍氏は3日の講演で、防衛費に関して「22年度は(21年度)補正予算を合わせ約6兆円となった。23年度は当初予算からこれくらいの額を確保することが大切だ」と語った。
 ドイツが防衛費を国内総生産(GDP)比2%超に増やすと表明したことにも触れ「日本もそれに向けて加速する必要がある」と述べた。自民は昨年の衆院選公約で「2%以上も念頭に増額を目指す」と訴えた。
 憲法9条への自衛隊明記や緊急事態条項新設など自民の憲法改正案4項目の早期実現を訴えた。党山口県連などが主催した憲法改正に向けた「総決起大会」で講演した。(共同)

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