9月入学制 都知事賛同「社会変える」

2020年4月29日 02時00分
 東京都の小池百合子知事は二十八日、導入の議論が出ている九月入学について「社会を大きく変えるきっかけになる」と歓迎する考えを示した。二十九日の全国知事会で議論されるとして、賛成の立場で臨むと明らかにした。
 都内は小学校から大学まで数多くの学校が集中しているが、感染拡大の影響で休校が続き、長期化の懸念も出ている。小池氏の発言は九月入学の導入を巡る議論に一石を投じそうだ。
 小池氏は二十八日夜、報道陣の取材に応じ、海外で主流となっている九月入学が以前から持論だったと説明し「国際スタンダードに合わせるのも教育の一つだ。混乱は生じると思うが、そういう時にしか社会は変わらないのではないか」と述べた。一方で「教育なので全体を考えながらということだと思う」とも語った。
 二十八日夕の都の配信動画では、小池氏と対談した教育評論家の尾木直樹氏が九月入学の導入により「歩調が合い、大学のレベルも上がる」と長所を強調した。小池氏も同調する形で「新学期が九月になったら、幼稚園、小中高大、就職活動も変化する。世界的にも多くの国々が九月スタート。社会を大きく変えるきっかけになる」と述べた。

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