ウクライナからの声 街に残った人、逃れた人、一人一人の思いは…【記事一覧】

2022年6月11日 19時37分
 ウクライナに暮らす人々は2月24日からのロシア軍による侵攻で、生活を一変させられた。戦火の中で国内に残った人、国外へ必死で避難した人...一人一人が何を思い、どんな経験をしたのかを記録する。(下に進むにつれて、過去にさかのぼります。随時更新)

「アウシュビッツ思い出したわ」ハリコフから避難のマリーナさん

ウクライナ西部リビウで3月8日、避難所でマリーナさんと落ち合ったダニエル君=マリーナさん提供


2014年に見学したポーランドのアウシュビッツ強制収容所を思い出したわ」マリーナ・マルチェンコさん

「息子の目を覆いながら逃げた」キーウから避難のアンナさん

 避難中、地下室でマーク君と毛布にくるまり「お母さん、なぜ震えているの」という問い掛けには「ただ寒いだけよ」と笑顔を作った。「焼け焦げた遺体を見ないよう、息子の目を手で覆いながら逃げた」アンナ・ビロノジュコさん

国外への避難者400万人超に

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のまとめによると、ウクライナ国外への避難は400万人を超えた。【関連ページ】UNHCRのデータポータル

「家族が崩壊してしまう可能性だって」キーウから避難のルドミラさん

米ワシントンで3月25日、キーウから逃れてきた経緯や家族について語るルドミラさん


若い妻と子供が国外に避難して離れ離れになる家族も多いし、避難生活や攻撃の影響で職を失えば、家族が崩壊してしまう可能性だってある」ルドミラ・ドゥドカさん

「とても幸せです。でも不安でいっぱい」キーウから避難のターニャさん

3月25日、ワルシャワ医科大臨床センターで、21日に生まれたばかりのミヤちゃんを抱くロズビツカさん


無事に生まれてよかった。とても幸せです。でも不安でいっぱい。夫に会いたい、本当は家に帰りたい」ターニャ・ロズビツカさん

ロシア軍キーウから後退

 ウクライナ軍が首都キーウ東方のロシア軍をキーウ中心部から約55キロの地点まで数十キロ後退させるのに成功した。米国防総省の分析。【記事全文】アメリカ「ロシア軍、キエフ東方で後退」ウクライナ軍が押し返したと分析

「誰も助けることができなかった」マリウポリから避難のガリーナさん

昨年夏、ウクライナ南東部マリウポリで、地元の公園で遊ぶプラウディワヤさん㊨と長男マーク君(本人提供)


誰も助けることができなかった。自分が生きることで精いっぱいだった」ガリーナ・プラウディワヤさん

「最後まで街を離れない」ハリコフのクリスティーナさん

3月上旬、ウクライナ東部ハリコフで、破壊された市街地(クリスティーナさん提供)


もちろん怖いけど、爆音を聞く生活に慣れ始めている。ロシアが何をしたのか記録を残すため、私は最後まで街を離れない」クリスティーナ・パシュキナさん

「学校はまだ楽しくない」中部チェルカーシから避難のアンナさん

言葉が分からないから、学校はまだそんなに楽しくない。早く話せるようになりたい」アンナ・モホバさん

国外への避難者300万人超に

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のまとめによると、ウクライナ国外への避難は300万人を超えた。【関連ページ】UNHCRのデータポータル

「パパがどうなったか分からない」マリウポリから避難のロマ君

パパがどうなったのか分からない。電話もつながらない。もしかして、と考えると怖くてたまらない」ロマ君

「母が残っている。帰らないと」キーウ出身のマキシムさん

70歳になる母が残っている。戻るのは怖いけど、帰らないといけない」マキシムさん

「早く故郷へ戻れる日が来て」ハリコフから避難のジュリアさん

10日未明、ポーランドのワルシャワ中央駅で、いすや床に敷いた毛布の上で休息を取るウクライナ避難民ら


市民兵として戦うためにとどまった父親を思い「なるべく早くドイツから故郷へ戻れる日が来てほしい」ジュリアさん

「ウクライナに誇り持っているけど…」キーウ近郊イルピンの出身のリダさん

ウクライナには誇りを持っているけど、勝利してほしいとは思わない。早くこの戦争が終わって、故郷に帰りたいだけ」リダ・オシチュクさん

マリウポリの産科小児科病院に空爆

 ロシア軍がウクライナ南東部マリウポリの産科小児科病院を空爆。【記事全文】ロシア軍がウクライナの産科小児科病院を空爆 子どもら3人死亡 WHO「病院や救急車に攻撃、急増」

国外への避難者200万人超に

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のまとめによると、ウクライナ国外への避難は200万人を超えた。【関連ページ】UNHCRのデータポータル

初の「人道回廊」

 ロシア軍が包囲する北東部スムイに「人道回廊」が初めて設置された。【記事全文】ウクライナで民間人避難の「人道回廊」が初めて実現…脱出の留学生は安堵

「緊張で疲れ果てた。でも…」キーウから避難のオクサナさん

ベルリン中央駅で3月6日、母子で避難してきたホレイバさん(左から3人目)とユダさん(中)の家族


みんなの命を預かる責任感と緊張で疲れ果てた。でも、12歳の長女が私を支えてくれた」オクサナ・ホレイバさん

「足を伸ばすことできてうれしい」ハリコフから避難のイラさん

足を伸ばすことができてうれしい。緊張の連続だった。すごくほっとしている」イラさん

「地獄から天国に来たみたい」ザポロジエ原発近くから避難のアンナさん

ポーランド南東部プシェミシルで3月5日、ボランティアのソロミアさん㊥の支援に感謝するアンナさん㊨と長男㊧


地獄から天国に来たみたい。ここは平和が保証されていると思うと涙が止まらなかった」アンナさん

「この子を連れてどこに逃げればいい?」北東部スミのマフムードさん

ウクライナで出産した方が安全だと思って妻を送り出したのに。この子を連れてどこに逃げればいい?」ウクライナ人の妻が長女を出産したばかりのエジプト人マフムード・サーベルさん

国外への避難者100万人超に

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のまとめによると、ウクライナ国外への避難は100万人を超えた。【関連ページ】UNHCRのデータポータル

停戦交渉が初開催

 ロシア軍のウクライナ侵攻を巡る両国の停戦交渉が、ウクライナとベラルーシの国境付近で行われた。【記事全文】ウクライナ侵攻巡る停戦交渉 難航予想も近日中に第2回開催で合意 ロシア軍の攻撃は続く

 ウクライナの首都は、これまでロシア語読みの「キエフ」と表記していましたが、今後はウクライナ語の発音に近い「キーウ」に変更します。ロシアによる侵攻で命を奪われている人々が求める表記とします。
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