岸田首相、民間人殺害は「戦争犯罪」と明言 「ロシアの侵略許さないという思い、厳しい行動で示す」

2022年4月7日 20時23分
記者団の取材に応じる岸田首相=7日夕、首相官邸で(朝倉豊撮影)

記者団の取材に応じる岸田首相=7日夕、首相官邸で(朝倉豊撮影)

 岸田文雄首相は7日、ロシア軍が侵攻していたウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊での多数の民間人殺害を巡り「罪のない市民を殺害するのは戦争犯罪だ」と語った。ロシアの責任は厳しく問われなければならないとも強調した。首相が「戦争犯罪」と明言するのは初めて。官邸で記者団の取材に応じた。
 ロシアへの追加制裁は先進7カ国(G7)と調整し早ければ8日にも発表するとした。「(ロシアの)侵略、戦争犯罪を許してはならないとの思いを、わが国として厳しい行動で示していきたい」と話した。
 ロシア軍による民間人殺害について「後ろ手に縛られ命を奪われた市民の遺体が多数発見されるなど許し難い行為が次々と明らかになっている。私自身、大変強い衝撃を受けている」と述べた。ロシアの責任追及に向け「わが国としても国際刑事裁判所(ICC)に戦争犯罪の捜査の要請を行っている」と説明した。
 避難民の支援に関しては、日本への自力渡航が難しい人を対象に「今週から当面、毎週、政府がポーランドとの直行便の座席を借り上げる」と明らかにした。(共同)
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 ウクライナの首都は、これまでロシア語読みの「キエフ」と表記していましたが、今後はウクライナ語の発音に近い「キーウ」に変更します。ロシアによる侵攻で命を奪われている人びとが求める表記とします。

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