北朝鮮、15日にミサイル発射や核実験の可能性 米高官が警戒感 故金日成主席生誕110年に合わせ

2022年4月7日 20時31分
北朝鮮のミサイル発射を伝えるニュースを眺める韓国の市民=2022年3月(AP)

北朝鮮のミサイル発射を伝えるニュースを眺める韓国の市民=2022年3月(AP)

 【ワシントン=浅井俊典】米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表は6日の電話記者会見で、北朝鮮が金正恩キムジョンウン朝鮮労働党総書記の祖父、故金日成キムイルソン主席の生誕110年を迎える15日に合わせ、ミサイル発射や核実験をする恐れがあるとの懸念を示した。
 キム氏は「特別な日を迎えるに当たり、再び挑発的な行動に出るのではないかと懸念している。新たなミサイル発射があるかもしれないし、核実験があるかもしれない」と述べ、北朝鮮に対し「さらなる挑発を控えることを望む」と自制を求めた。
 キム氏は、日米韓3カ国が連携して抑止力強化に向けた対策を検討しているとし「北朝鮮がどのような行為に出てこようと、同盟国や友好国と協力して対処する」と強調。大陸間弾道ミサイル(ICBM)に対する国連安全保障理事会の制裁強化に慎重な中国とロシアに向け「北朝鮮の挑発行為には断固とした対応が必要で、中ロの同意を期待している」と呼び掛けた。
 北朝鮮を巡っては正恩氏の妹、金与正キムヨジョン党副部長が4日、韓国軍との軍事対決が起きた場合の核兵器使用を示唆する談話を発表。北東部豊渓里プンゲリでは、核実験の準備ともとれる動きが続いている。

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