埼玉・久喜市長選 候補者の横顔

2022年4月14日 07時21分
 久喜市長選(十七日投開票)の立候補者三人の横顔を紹介する。(寺本康弘) (届け出順) 

◆渡辺優(わたなべ・まさる)さん(69) 無新
 無駄遣い食い止めたい

 「コロナ禍でわれわれ中小企業が困窮している時に無駄遣いをしているようにしか思えない」
 耐震化した市役所庁舎を壊して新築しようとした市の計画。撤回されたものの、再び持ち上がる懸念があるとして、食い止めたいと市長選に名乗りを上げた。
 公共施設の削減に反対し、東北新幹線の久喜駅誘致や若い人に魅力ある街づくりなどを掲げる。
 職人を束ねて鉄骨加工を請け負っていた父がオイルショックのあおりで多額の借金を抱え、その返済のために二十代で建設会社を立ち上げた。現在に至るまで経営し、借金は全て返済し終えた。
 アイガモを使って可能な限り無農薬のコメや野菜を栽培する会社も営む。

◆梅田修一(うめだ・しゅういち)さん(47) 無現<1> 自公
 特性を生かし環境整備

 「久喜市発展の種をまく四年間にできた」と一期目を振り返り、次の四年も旧一市三町の特性を生かして「オール久喜」で街づくりに取り組むと意気込む。
 久喜駅周辺の街づくりの推進や菖蒲地区に「道の駅」の設置、利根川堤防への防災公園整備、鷲宮地区への商業施設誘致などを重点施策に挙げる。
 市役所の新築を撤回した点は「正すべきものは正す。説明が不十分だった部分は、しっかり反省して市民に寄り添っていく」と説明する。
 市長に就任してからも毎朝十キロのランニングで汗を流す。忙しい毎日の中でリフレッシュできる貴重な時間という。四歳と一歳の息子の育児にも日々奮闘している。

◆井上忠昭(いのうえ・ただあき)さん(52) 無新
 現場の声を市政に反映

 現市政が作成した公共施設の統廃合計画を「市民の気持ちや地域の実態に合っていない」とし、「撤回して作り直す」と訴える。
 さらに「大きな施設の整備をどんどん打ち出すが、コロナ禍で厳しい財政を考え、優先順位をつけるべきだ」と主張。老朽化した学校のトイレの修繕や通学路の危険箇所対策など「当たり前のことを当たり前にする」市政を掲げる。
 ホテル会社勤務を経て、旧久喜市議に。十九年にわたる市議の間、朝の通学路の見守りや夜の防犯活動などを通じて、徹底して地域の声を聞いてきた。「現場に出続けてきたことが強み」と語り、その声を反映した街づくりを目指す。
 趣味はラグビーやピアノ、浪曲など幅広い。

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