<新型コロナ>東京都中央区議の医師、コロナ陽性判明後も院長務めるクリニックで診療継続

2022年4月14日 22時05分

◆保健所が「安易な自己判断」と厳重注意

 東京都中央区の小坂和輝区議(55)が、新型コロナウイルスへの感染が判明した後、自身が院長を務める区内の小児科専門クリニックで診療を続けていたことが分かった。無症状で、判明後に自ら行った抗原検査では陰性だったため「過去に感染し回復していると判断した」という。区保健所は14日、「医師の立場でありながら、安易な自己判断をした」として区議に厳重注意した。
 小坂区議や区保健所によると、区議は5日に無料PCR検査を受け、6日に陽性と判明。7日以降、自身で毎日抗原検査を実施したが陰性だったという。感染症法上は本来12日まで療養期間だったが、診療を継続。クリニックではコロナ患者の対応をしており「迷惑をかけると思った」としている。
 区保健所は発生届の受理後、9日から毎日区議に電話をかけ、10日は自宅訪問もしたが、本人と連絡が取れたのは12日夕だった。保健所は診療した患者の名簿提出などを求めた。
 取材に対し、区議は「毎日の抗原検査でリスク管理してきたつもりだったが、患者を不安にさせたなら申し訳ない」と話した。(太田理英子)

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