長距離路線 都内バスの旅

2022年4月19日 07時13分
 東京都内を走る路線バスの中には、乗車時間が1時間前後を要し、走行距離10キロ以上の路線がある。何げない町並みも、普段は通ったことがない場所なら、新鮮な気分で楽しめる。運賃は一定料金なので、お手軽にバス旅気分を味わうことができる。

◆景色満喫1時間

■西武バス・吉60「吉祥寺駅−成増町」
 13.65キロの路線。吉祥寺駅を出て八幡宮前の交差点を右折し、住宅が並ぶ落ち着いた雰囲気の通りを北へ。九つ目のバス停、吉祥寺通り入口を過ぎたあたりで右折し青梅街道に出ると視界が開けるが、千川通りを経て西武新宿線の上石神井駅付近に来ると狭い道に。ゆっくり進むので道沿いの景色を眺めるのも楽しい。さらに北上し、石神井学園前交差点を右折して富士街道を東へ。途中、芝生が広がる石神井松の風文化公園の景色に癒やされつつ、西武池袋線の石神井公園駅を経由して、笹目通りを北上していくと、約1時間で43個目の終点、東武東上線成増駅近くの成増町に到着する。
 220円。(電)03・3867・2525

◆23区最長18キロ走行

■都営バス・王78「新宿駅西口−王子駅」
 18.27キロを約1時間で結ぶ、23区内で最長の路線。
 新宿駅から乗車すると、東京メトロ丸ノ内線に沿うように青梅街道を西へ。中野坂上など繁華街の景色の中を真っすぐ進み、高円寺陸橋下交差点に来たところで右折。ここからは道幅の広い環七通りを北上する。西武新宿線の野方駅南口などを経て宮堀の交差点でもう一度右折して北本通りを南に向かうと間もなく、終点に到着。
 王子駅のすぐそばには飛鳥山公園があり、標高差17.4メートル、全長48メートルを2分で結ぶ、自走式モノレールに無料で乗車できるので、山頂からの眺めを楽しむのもいい。
 バス停の数は全部で47。210円。(電)03・3816・5700

◆「昼飲みの聖地」発

■国際興業バス・赤31「赤羽駅東口−高円寺駅北口」
 「昼飲みの聖地」赤羽駅から活気ある商店街がある高円寺駅を結ぶ12.69キロ。赤羽駅前の道を南下しながら細い道に入ると歴史を感じる襖(ふすま)店や喫茶店があり、のんびり流れる車窓の景色を満喫できる。
 五つ目のバス停、東十条四丁目を過ぎると、右折して環七通りを西方向へ。ここからはスピードアップし、景色もマンションやビルが並ぶ幹線道路らしいものに。そのまま稲荷台、小茂根など板橋区内を通って南西方向をひた走る。途中、陸橋を越える箇所でスピードがぐんと上がるのも楽しい。
 約30のバス停を経て終点に到着。飲食店が並ぶ駅周辺で一休み。220円。関東バスとの共同運行。(電)03・3900・1211

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