トライアスロン若手有望選手がさらに2人館山に 穏やかな海、平たんな道路…最適条件下で五輪目指す 

2022年4月21日 07時15分

館山市役所を訪れたトライアスロンの3選手(右から細田さん、安西さん、山本さん)=館山市役所で

 館山市を拠点に五輪出場を目指すトライアスロンの若手選手がまた増えた。神奈川県鎌倉市出身の安西琴美さん(18)と京都府出身の山本康貴さん(25)だ。波穏やかな海と信号の少ない平たんな道路がある館山が、トライアスロンのトレーニング場所として注目を集めている。(山本哲正)
 トライアスロンは水泳、自転車、ランニングを連続して行う競技。館山には練習に最適な条件がそろっており、トライアスロンの団体が合宿を張ることでも知られる。
 市内で二〇一二年に開かれたアジア選手権で優勝し、ロンドン五輪(同年)出場を決めた細田雄一さん(37)も徳島県出身だが、館山を練習拠点にしており、一五年から市の「館山トライアスロン大使」に委嘱されている。
 今回拠点を移した安西さんは昨年のワールドトライアスロンジュニア選手権で八位に輝いた若手有望株。山本さんも昨年の日本トライアスロン選手権で五位に入った有力選手だ。
 二人は十一日に市役所を訪れ、活動を報告。安西さんは館山のきれいな海がお気に入りで、休日は海を眺めて気分転換していると話した。山本さんも「休みの日は里見の湯(同市下真倉)でリフレッシュしている」と笑う。活躍が期待される安西さんだが、転身してまだ間もない。きっかけはコロナ禍。日大藤沢高水泳部の一年の時に練習機会が激減。代わりにロードバイクでのトレーニングを導入したところ、のめり込んだ。中学では陸上競技に取り組んでいたこともあり、トライアスロンの道を選んだという。
 「コロナがなかったら、トライアスロンを始めなかったと思う」と安西さん。ジュニア選手権の「世界八位」はうれしかったが、「表彰台に立ちたい」と、改めてメダルへの思いを強める。「パリ五輪(二四年)にも出られるよう頑張り、その次のロス五輪では金を狙いたい」

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