横田基地、離着陸 01年度以降最多 オスプレイ配備後増加

2020年4月6日 02時00分

米軍横田基地から離陸するCV22オスプレイ=2019年1月、市民団体の羽村平和委員会(yokotajoho)提供

 米軍横田基地(東京都福生市など)の軍用機の離着陸回数が、イラク戦争があった二〇〇三年度を上回るペースになっていることが分かった。福生市の「航空機騒音測定調査」のデータから判明した。垂直離着陸輸送機オスプレイが配備された一八年度以降に伸びており、関連している可能性がある。
 福生市は、市内二カ所で軍用機の離着陸に伴う騒音を測定しており、回数も調査している。横田基地南側の測定地点では、これまで〇一年度以降で最も多かったのは〇三年度の一万二千七百五十四回。〇四年度から一二年度にかけては八千~九千回程度で推移し、一三年度以降は一万回を超えているが、一万一千回台が最高だった。
 その後、CV22オスプレイ五機が配備された一八年度は、一万二千三百回を突破。一九年度は今年二月までに一万二千八百五十回に達し、〇三年度を上回った。
 CV22は、敵地上空を飛行するなど特殊作戦を担うとされ、横田基地を監視する市民団体などは周辺で訓練とみられる飛行を頻繁に確認している。
 米軍の情報を収集、分析する地元の軍事情報アナリスト小柴康男さんは「横田基地は沖縄県の米軍基地並みの訓練や作戦行動の拠点になってきている。他の基地からも戦闘機などが飛来するようになったのではないか」と指摘。米軍は二四年ごろまでにCV22を十機体制にする計画を明らかにしており「十機になると訓練の質が変わる。さらに離着陸回数が増える可能性もある」とみている。 (布施谷航)

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