乳がん治療痕気にせず入浴楽しめます 群馬・伊香保で25日に女性限定イベント「乙女温泉」

2022年4月21日 07時35分
 がん治療による傷痕や髪の脱毛を気にせずに温泉を楽しんでもらおうと、乳がん経験者らの交流団体と伊香保温泉(渋川市伊香保町)の旅館などが連携して二十五日、女性限定のイベント「乙女温泉」を開く。県内での開催は初めて。
 乙女温泉は、交流団体「Reborn・R(リボンアール)」(兵庫県尼崎市)が「乳がん治療の傷痕や脱毛などで人知れず悩む人は多い。交流することで思いを共有できる場をつくりたい」と二〇二〇年から始めた。今回、温泉旅館「塚越屋七兵衛」(伊香保町)、がん治療などで脱毛した女性らのヘッドスカーフを開発・販売している「LINOLEA(リノレア)」(桐生市)が協力し、同旅館の大浴場などを貸し切って、二十五日午後一〜五時に開く。
 がん経験者だけでなく、未経験で交流したい人も参加できる。がん経験者とそれ以外の人とで入浴は分けるが、がんへの理解を深めてもらうため、乳がん早期発見のためのセルフチェックや乳がん体験談などに参加して交流する。
 リボンアールの渡辺愛代表は「小さいハードルを越えることで、次の一歩のきっかけにしてほしい」と呼びかける。塚越屋七兵衛の塚越左知子社長は「年に二回、三回と開催を増やしていきたい」と期待した。
 事前申し込みが必要で定員二十人。参加費は入浴料と貸しタオルなどを含めて大人千百円、小学生以下五百五十円。申し込みはこちらから。問い合わせは渡辺代表のメール=sketchbook.aiai@gmail.com=へ。(石井宏昌)

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