久喜で復元SL試運転 7月の栃木運行へ向け 東武鉄道

2022年4月22日 07時12分

煙をあげながら快走するSL=久喜市で

 東武鉄道(東京都墨田区)は二十一日、復元に取り組んできた蒸気機関車(SL)の試運転を、久喜市北広島の南栗橋車両管区訓練線で報道向けに公開した。
 このSLは一九四七年に製造され、七五年に廃車となったC11形。東武鉄道は観光などに生かすため、二〇一九年一月から復元作業を進めている。
 試運転は客車を連結せずに実施。汽笛を響かせ、勢いよく白煙を上げながら約八百メートルの距離を数度往復した。徐々に速度を上げ、最後は通常運行と同じ時速約四十五キロで走った。
 SLは七月から栃木県日光市の下今市駅を拠点に同県内で運行予定。すでにC11形二両が走っているが、三両体制になれば安定した運行ができるとしている。
 SL復元チームの倉持直樹サブリーダー(60)は「新型コロナウイルスの影響で作業の遅れもあったが、ここまで来られてよかった。SLならではの音と煙のダイナミックな迫力を楽しんでもらいたい」と、目前に迫ったデビューに思いをはせた。(杉原雄介)

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