<新型コロナ>首都、自粛の週末 閑散 銀座ひっそり

2020年3月28日 16時00分

不要不急の外出自粛を求めた週末が始まり、人通りの少ない銀座・和光前=28日午前11時27分、東京都中央区で(淡路久喜撮影)

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、東京都や首都圏などの各県が不要不急の外出自粛を求めた週末が二十八日、始まった。感染者が急増する都内外の人の往来を抑え、オーバーシュート(爆発的患者急増)を防ぐための異例の措置。普段はにぎわう百貨店や映画館の多くは臨時休業し、花見の名所も規制。首都は厳戒ムードに包まれた。東京都は来週以降も、平日の在宅勤務や夜間外出の自粛、週末の外出自粛を呼び掛けている。
 「不要不急の外出自粛」を求められた東京都では、中心部・銀座は閑散。都内各地では、自宅で過ごすため、食料品を買ったり、DVDを借りたりする人の姿が目立った。
 普段の休日は多くの買い物客や観光客でにぎわう銀座では、百貨店の松屋銀座が休業したほか、三越銀座店も通常より開店時間を遅らせた。付近の宝石店や時計店、高級衣料品店も軒並み臨時休業。買い物客はほとんどいなかった。
 仕事で銀座を訪れた埼玉県草加市の六十代の女性は「毎週銀座に来るが、今日はびっくりするくらい人が少ない」と驚いた様子。「仕事が終わればすぐ帰る予定です」と話した。
 スーパーは多くの店が通常通り開店。中野区の「サミットストア東中野店」には午前九時の開店前に約五十人が並び、カップ麺などを買い求めた。新宿区のレンタルショップには、開店と同時にマスク姿の客が続々と訪れ、自宅で見るためのDVDを借りていた。

関連キーワード

PR情報

社会の新着

記事一覧