新たに子どもを1人発見も死亡を確認、死者は11人に 知床の観光船事故

2022年4月25日 11時37分
北海道・知床岬の先端付近を捜索するヘリコプター=25日午前9時32分(共同通信社ヘリから)

北海道・知床岬の先端付近を捜索するヘリコプター=25日午前9時32分(共同通信社ヘリから)

 北海道・知床半島沖で子ども2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」=19トン=が遭難した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は子ども1人を発見、死亡を確認したと25日、明らかにした。地元斜里町によると、3歳女児とみられる。死者は計11人となった。なお15人が不明で、捜索を急いでいる。
 1管によると、子どもはカズワンが消息を絶った知床半島西側のオホーツク海側から流されたとみられ、24日夜に知床岬先端の灯台から東側約14キロの沖合で捜索中の船が発見、搬送時に意識はなかった。救命胴衣を着けていない状態だった。町は両親とともに観光船に同乗していたとしている。
 安否不明者の捜索は夜を徹して続行。24日に死亡が確認された大人とみられる男女10人のうち、多くが見つかった知床岬先端周辺を中心に範囲を拡大。新たに見つかった子どもを含めた11人の身元特定も急ぐ。
 1管などは現場海域の潮の流れや風向きを考慮して捜索範囲を決め、オホーツク海に加え、東の根室海峡側も捜索している。船体は沈没している可能性があり、音波探知機(ソナー)で海底を調べている。(共同)

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