「桜を見る会」夕食会補塡問題 略式起訴された配川博之・元公設第一秘書の供述全文「不正、十分理解していた」

2022年4月26日 21時00分

「桜を見る会」で乾杯をする安倍首相(当時、最後列右から2人目)代表撮影


◆何をやっているんだ、東京は

ところが、乙は、平成25年の夕食会の開催に当たって私と話をする中で、参加者から集めた一人当たり5000円の会費では賄えない会場代などの費用がかかってしまい、ホテル側からの不足額の請求がくることになる、つまり主催である後援会側に持ち出しが生じてしまうという意味のことを言い、地元事務所に請求書などを送るので、後援会の支出として、後援会の収支報告書に載せて欲しいなどと伝えてきました。このように、乙らが段取りをした夕食会では、後援会に持ち出しが生じ、公職選挙法で禁止されている寄付とみられかねない収支となってしまうというようなことでしたので、私は、
 乙らのやり方は私が実践し経験してきたようなやり方とは違う
 私が自らの責任を持って契約を担当する宴会であれば、後援会の持ち出しなど出ないようにするのに
 何をやっているんだ東京は
という思いを持ちました。
とはいえ、夕食会で参加者に支払ってもらう会費は5000円と決めていましたから、私としても、後援会の持ち出しが出ることを避けたいといって、遠方である地元から自らの費用で参加する多数の地元事務所支援者の方々にそれ以上の負担を求めることは難しいところもあると思いましたので、会費を増額すべきだという提案などを乙らにしたことはありませんでした。
他方で、乙らの議員会館事務所の方からは平成25年の夕食会の段取りをしている中で、ホテル側との間での具体的な契約金額やその内訳の詳細を伝えられておらず、見積書などを送ってもらったこともありませんでした。そのため、私とすれば、具体的にいくらの持ち出しになるのかということなども詳しく把握していませんでしたが、いずれにしても、私は乙が言うように夕食会で後援会の持ち出しが出るのであろうし、そうであれば、そのまま後援会の収支報告書に到底、実際の収支を載せることなどできないという認識でいました。

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