動物虐待 昨年100件超 改正法6月施行 厳罰化へ

2020年3月26日 16時00分
 全国の警察が二〇一九年中に動物を虐待したとして動物愛護法違反容疑で摘発したのは百五件に上り、統計のある一〇年以降で初めて百件を超え過去最多となったことが、警察庁のまとめで分かった。インターネット上に虐待動画を投稿して発覚するケースもあり、摘発件数は増加傾向が続いている。
 悪質な動物虐待を防ぐため、罰則を強化した改正動物愛護法が今年六月に施行される。ペットをみだりに殺傷した場合の罰則は「二年以下の懲役または二百万円以下の罰金」から「五年以下の懲役または五百万円以下の罰金」になる。
 警察庁によると、動物の種類別ではネコが最多の六十六件、次いでイヌが二十七件で、他にウマやタヌキ、フェレットなど。状態別では、動物を捨てる「遺棄」が四十九件、飼育放棄など「虐待」三十六件、「殺傷」は二十件だった。
 また、警察庁はドローンによる航空法違反事件の統計も公表。一九年の摘発数は前年比二十九件増の百十一件で過去最多を更新した。動機は記念撮影が五十四件で約半数を占め、摘発された百十五人のうち五十一人が外国人だった。

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