日産 関副COO退任へ 新体制迷走 ルノー巡り対立か

2019年12月25日 02時00分

関潤・副COO

 日産自動車の関潤副最高執行責任者=COO=(58)が退任する意向であることが二十四日、関係者への取材で分かった。フランス大手ルノーとの関係などを巡り内田誠社長兼最高経営責任者=CEO=(53)との路線対立があったとみられ、来年二月に日本電産が次期社長含みで迎え入れる見通し。今月一日付で発足したばかりの新経営体制は一角が早くも崩れ、迷走が避けられなくなった。
 関氏は新体制で内田氏、三菱自動車から移ったアシュワニ・グプタCOO(49)に次ぐナンバー3。他の二人とは異なり日産の生え抜きで、中国事業を率いた経験があるほか、業績不振からの早期回復を目指すリストラ計画をまとめた実績がある。新体制でも構造改革の実行役として手腕が期待されていた。ルノーとの距離感などを巡り、融和を志向する内田氏と意見が折り合わなかった可能性が指摘されている。

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