若者らジェンダーや気候変動など学び、新たな取り組み探る 東京・赤坂で「3.5seed」開催

2022年4月29日 20時40分
グループに分かれて意見交換する参加者たち=29日、東京都港区赤坂で

グループに分かれて意見交換する参加者たち=29日、東京都港区赤坂で

 気候変動とジェンダーなどの問題をつなげて考える10~20代のイベント「3.5seed(シード)」が29日、東京都港区赤坂で、2日間の日程で始まり、ジェンダーの研究者や生活困窮者の支援者らが講師を務めた。参加者約30人が意見交換しながら学びを深め、2日目に一人一人が取り組みたい活動を発表する。
 若者の労働貧困問題に取り組むNPO法人「POSSE(ポッセ)」事務局長渡辺寛人さん(33)は、新型コロナ禍で女性を中心に困窮が広がったことを例に「危機は社会的に弱い立場の人を襲う」と語った。環境とジェンダーを長年研究する国立女性教育会館理事長萩原なつ子さん(65)は、女性の待遇などが少しずつ改善してきた経験から、声を上げ続け、周囲と対話することを促した。
 家畜から出る温室効果ガスの多さを知り、肉食を避ける日をつくっている都内の大学3年森下優利奈さん(20)は「勇気づけられた。『何で肉食だめなの』と聞かれることが、相手の知るきっかけになったら、うれしい」と語った。
 気候変動がテーマの音楽イベント「クライメート・ライブ」を開く20代女性3人で設立した一般社団法人「weRe:Act(ウィリアクト)」が初開催。名古屋などでの開催も目指し、若者の運営メンバーを募っている。問い合わせは「3.5seed」のインスタグラムへ。(福岡範行)

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