「サーフィンのまち」茅ケ崎市 サーフボードが返礼品に ふるさと納税で、あすから
2022年4月30日 07時21分
サーフィンが盛んな茅ケ崎市は五月一日から、サーフボードをふるさと納税の返礼品に追加すると発表した。二〇一四年に姉妹都市協定を結んだ米ハワイ州ホノルル市・郡にゆかりがある人たちの協力を得て、茅ケ崎市ならではのオリジナルの一品を仕上げて贈る。(吉岡潤)
ボードのデザインに使う原画は、ハワイの風景やサーフィンを題材にしたイラストで人気を集めるハワイ在住のクリスティ・シンさんの作品から選べる。シンさんは世界的に有名なサーフィン大会のポスターを手掛け、ハワイ文化を楽しむ茅ケ崎市のイベント「茅ケ崎アロハマーケット」のポスターにも作品が使われている。市を訪れて小中学生に絵を指導するなど、姉妹都市交流に尽力している。
ボードの製作は、市内の老舗サーフショップ「フリュードパワーサーフクラフト」が担当する。オーナーの藤沢譲二さんは十五歳でハワイに渡り、サーフィンに没頭。茅ケ崎サーフィン協会の高橋十大さんによると「サーフィンのまち茅ケ崎をけん引するレジェンド」で、姉妹都市協定締結にも貢献したという。
寄付額は百十七万円以上で、二〜三カ月かけて製作する。申し込み方法などは市ホームページで「ふるさと納税」と検索。問い合わせは、市財政課=電0467(82)1111(代表)=へ。
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