「言霊ってあるんだな」 妖怪シェアハウス主演・小芝風花 怖くてユーモラス「そこにメッセージ」

2022年4月30日 07時21分
 人生につまずいた女性が妖怪たちの助けを借りながらトラブルを解決する、放送中のホラーコメディードラマ「妖怪シェアハウス−帰ってきたん怪−」(テレビ朝日系、土曜午後11時)。2020年に放送された連続ドラマの続編で、小芝風花(25)が引き続き主演を務める。第1シリーズ撮影時から続編を熱望していたといい、「言霊(ことだま)ってあるんだなと思いました」とにっこり。6月には劇場版も公開になる。 (上田融)
 小説家を目指す目黒澪(みお)(小芝)は、アルバイトを掛け持ちして働くものの、貧しい生活から抜け出せない「派遣地獄」状態。人間に化けて詐欺を働く妖怪にだまされそうになる中、かつて同居していた妖怪たちと再会し、また一緒に住み始める…。
 デビューから十年。コメディーでもNHKのドラマ「トクサツガガガ」(一九年)など着実にキャリアを重ねてきており、「(前シリーズより)さらに面白くするぞ、という意気込みで作りました」。
 ホラーコメディーだが、第一話が水中のプラスチックごみをのみ込みすぎて正気を失ったカッパが悪さをする展開だったように、格差や環境といった社会問題が盛り込まれていて、「実は社会派ホラーコメディーです」と力説する。「人間社会にもまれて我(われ)を失った妖怪が『闇落ち』して悪さをする。そこを澪の仲間の妖怪たちが助けてくれて、闇落ちした妖怪を元の姿に戻し、闇落ちの原因も探して問題を解決します」
 一方で、妖怪たちの姿や立ち振る舞いは、少し怖さがあるもののユーモラス。「小さな子どもたちも楽しめます。そこにメッセージ性があるから、大人にも楽しんでいただけます」と自信を見せる。
 松本まりか、大倉孝二、池谷のぶえら、脇を固める妖怪役の俳優陣らとは大の仲良し。「何でこんなにしっくりくるんだろうというぐらい居心地のいい空間」という現場だからか、前シリーズ撮影時、スタッフに「『まだ出てきていない妖怪や幽霊がたくさんいますよね。続編作れますよね』と話していた」と明かす。

30日放送の妖怪シェアハウスの一場面。右が小芝演じる澪

◆6月、劇場版も公開

 劇場版は、澪の恋愛がクローズアップされる中、仲間や小説家の夢との選択を迫られる内容という。
 「でもそこに妖怪さんの絶妙な緩さが出てきて、現代ならではの新妖怪も登場します。本当にこんな妖怪が誕生してもおかしくないな、というものです。ぜひ、楽しみにしていただきたいと思います!」

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