<望 ~都の空から>東京スカイツリー この眺め 10年

2022年5月1日 06時30分

展望台からの眺望 (1)西・夕刻の新宿方面を望む (2)東・荒川と千葉方面 (3)南・夜の東京湾方面を望む (4)北・X形の桜橋がかかる隅田川 円内は真上から見たスカイツリー(本社ヘリ「おおづる」から)=墨田区で、中西祥子・内山田正夫撮影

 今月22日、開業10周年を迎える東京スカイツリー。関東一円が望める展望台の足元には300以上の店舗が並ぶ商業施設、水族館、プラネタリウムなどが集い、東京を代表する観光地の一つになった。
 この10年、展望台を訪れる客の笑顔や驚きを間近で見てきた公式ショップのスタッフ、久保田礼美(あやみ)さん(45)は「開業すぐは土産物を並べる間もなく売れてしまうほど忙しかった」と振り返る。
 地デジ化を機に、東京タワーに代わる新タワーが求められ、候補地として各地が名乗りを上げるなか、2006年、墨田区の東武鉄道貨物ヤード跡地にスカイツリーの建設が決定した。

美しくライトアップされたスカイツリー

 当初は高さ610メートルの予定が、世界一にこだわり、旧国名「むさし=634」にちなんで変更。「世界一高いタワー」としてギネス世界記録に認定され、今も記録は続いている。
 開業ブーム、訪日外国人観光客の増加、そしてコロナ禍−。展望台からの景色は、10年間変わらず四季折々の表情を見せる。
 久保田さんは、来場客からスカイツリーへの思いやエピソードを聞くことも。「一人一人の思い出が詰まった場所。大切に守っていきたい」 (長竹祐子)

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