「デフリンピック 頑張ってくる」 デフサッカー日本代表・高木さん、袖ケ浦市を訪問
2022年5月1日 07時06分
袖ケ浦市出身のデフサッカー日本代表・高木桜花(おうか)選手(拓大紅陵高校一年)が同市役所を訪れ、五月一〜十五日にブラジルで開かれるデフリンピックでの活躍を誓った。
高木選手は市立奈良輪小、昭和中を卒業。聴覚障害があり、ピッチ上でアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取るデフサッカーに取り組んできた。現在は鴨川市をはじめ県南部地域をホームタウンとする女子サッカーチーム「オルカ鴨川FC」に所属し、デフサッカー日本代表ではチーム最年少。
高木選手は「普段の練習では声が聞き取りづらく困ることもあったが、仲間の助け、支えもあり、ここまで来ることができた」と周囲への感謝を語り、「代表として精いっぱい頑張ってくる」と誓った。
粕谷智浩市長は初出場を祝い「この経験は一生の糧となり、今後の人生にプラスになる。全力で頑張ってきてください」と激励した。(山本哲正)
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