ロシア参謀総長がウクライナに 東部戦線のてこ入れ 攻撃辛うじて逃れる?

2022年5月2日 18時28分

ロシアのゲラシモフ参謀総長=2021年9月、ロシア南西部オレンブルク州


 ウクライナメディア「リガネット」は1日、ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長(66)がウクライナ東部に入り、前線で一時期、指揮を執っていたと報じた。ゲラシモフ氏はプーチン大統領、ショイグ国防相と並び核兵器の発射ボタンを押す権限がある重要人物で、東部制圧に向けた異例のてこ入れとなる。
 報道の直前、ウクライナメディアの「キーウ・インディペンデント」などは、東部イジュム近郊のロシア側拠点をウクライナ軍が攻撃し、ゲラシモフ氏を負傷させたと伝えた。だがリガネットによると、ウクライナ内務省は「彼がイジュム近郊にいたのは事実」としつつ、負傷の情報は否定した。現在はロシアに戻ったとみられる。
 ゲラシモフ氏は2014年、クリミア半島に覆面兵士らを派遣。現地で偽情報を流布するなど、軍事・非軍事を組み合わせた「ハイブリッド攻撃」で半島の併合を推進したが、今回のウクライナ侵攻では苦戦を強いられている。

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