千代田区イチョウ伐採反対 住民団体が4日「みどりの日」に合わせ見学会

2022年5月5日 06時43分

神田警察通りのイチョウを見学する参加者=千代田区で

 千代田区が進めている区道「神田警察通り」のイチョウ並木伐採を伴う道路整備を巡り、伐採に反対する住民グループ「神田警察通りの街路樹を守る会」が四日のみどりの日に合わせ、関心がある人に現地を見てもらう見学会を開いた。
 守る会ではサイトを通じて参加を呼び掛け、約七十人が集まった。イチョウを保存したまま歩道などを広げるやり方で既に整備を終えた、「神田警察通り」の共立女子大前を見学した。続いて伐採が計画される一ツ橋−神田警察署前交差点間(二百三十メートル)に移動して木々を見て回った。
 区は歩道の幅を十分確保するには伐採が必要と説明する。これに対し、守る会はイチョウを保存したまま整備しても幅は確保できると訴えている。見学会に参加した区内の会社員江藤万理さん(50)は「歩道の幅が広い所も結構あると感じた」と話した。
 計画では区間のイチョウ三十二本のうち三十本を切り、二本を移植する。先月二十五日に着手し、区はこれまでに二本を切った。住民らの反発もあり、以後、伐採していない。(井上靖史)

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