<子どものあした>高崎市少年科学館がプラネタリウム新番組を公開 「はやぶさ2」成功に導いた技術者の思いに迫る

2022年5月5日 07時42分

新番組の一場面=高崎市少年科学館提供

 高崎市末広町の市少年科学館は、プラネタリウム新番組「INHERIT〜はやぶさ2・宙(そら)への夢と挑戦をのせて」を日本科学未来館(東京都)と共同で企画制作し、公開している。「INHERIT(インヘリット、継承)」をテーマに、小惑星探査機「はやぶさ2」の成果やミッション成功へと導いた技術者の思いを紹介する。6月5日まで。(安永陽祐)
 はやぶさ2は二〇一四年十二月に地球を出発し、一八年六月に小惑星リュウグウへ到着。砂などの試料を採取し、二〇年十二月に地球に帰還した。はやぶさ2は全国の技術者や研究者が企業や組織の枠を超えて作り上げたという。
 番組は群馬や福島、神奈川、宮城県の中小企業を訪問し、人工クレーター生成のための衝突装置や採取したサンプルを格納する容器の製作に関わった技術者に、技術の継承や開発への思いをインタビューしている。はやぶさ2の技術開発を指揮した津田雄一さんも特別出演。ナレーションは俳優の佐々木蔵之介さんが務めるバージョンもある。
 市少年科学館は一九八四年の開館以来、年間三〜四本のプラネタリウムの番組を自作して上映。その実績を評価し、日本科学未来館から共同制作を提案されたという。上映時間は季節の星座解説を含めて約四十分で、本編は約三十分。
 同科学館は「宇宙から見れば人間の存在はちっぽけだが、過去から継承していくことで、はやぶさ2のような素晴らしいものを作ることができると伝えたい」としている。
 上映は土、日、祝日は午後一時半と同四時、平日の火曜から金曜は同二時。原則月曜休館。観覧料は一般三百二十円、小中学生以下と六十五歳以上は無料。

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