アメリカ大統領報道官に初の黒人女性ジャンピエール氏 同性愛者を公言 サキ氏はテレビ司会者へ転身か

2022年5月6日 19時24分
黒人女性初の大統領報道官に就任するジャンピエール氏(左)と退任するサキ氏(AP)

黒人女性初の大統領報道官に就任するジャンピエール氏(左)と退任するサキ氏(AP)

 【ワシントン=浅井俊典】バイデン米大統領は5日、ジェン・サキ大統領報道官が13日付で退任し、後任に黒人女性カリーン・ジャンピエール副報道官を昇格させると発表した。大統領報道官に黒人女性が就くのは初めてで、同性愛者を公言する性的少数者(LGBTQ)としても初。
 大統領報道官はほぼ毎日ホワイトハウスで記者会見を開き、大統領の見解や政策を伝える「政権の顔」。バイデン氏は黒人、アジア系、女性として初の副大統領になったハリス氏、黒人で初めて国防長官に就いたオースティン氏、同性愛者を公言するブティジェッジ運輸長官らを起用しており、今回も多様性を重視した人事となった。
 米ホワイトハウスでの記者会見でサキ氏とともに登壇したジャンピエール氏は「歴史的な瞬間であり、(少数派の)人々にとってどれだけ重要なことかも理解している。大統領や米国民を代弁できるよう最善を尽くす」と述べた。
 昨年1月のバイデン政権発足から報道官を務めてきたサキ氏は、就任から1年で退任する計画を明らかにしていた。米メディアは、リベラル系ニュース専門局MSNBCテレビの番組司会者に転身すると報じている。
 バイデン氏は声明でジャンピエール氏について「報道官の仕事に必要な経験、才能、誠実さを持ち合わせ、私と政権を代弁する強力な存在になる」と述べた。

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