「すでに客いないのに…」浅草など嘆きの声 突然の「中韓入国規制」政府方針に

2020年3月6日 12時55分
 新型コロナウイルスの感染防止策として中国、韓国からの入国を規制する突然の政府方針に、観光関係者からは驚きや不満の声が上がっている。
 東京・浅草の新仲見世通りで傘販売店を営む女性(25)は「今の段階でお客さんがいないのに、これ以上厳しくなったらどうしよう」とため息をつく。客の半分が外国人で、特に中国人客が収益の中心。昨年と比べ売り上げは六~七割まで落ち込んだ。開店して約四年だが、「一番厳しい状況。ウイルスも怖いけれど、なるべく規制を早く解いてもらえたら」と訴える。
 浅草で雑貨店を営む三十代の店長も売り上げは既に昨年の半分ほどと言い、「ここまで減っているので、これ以上もう変わらないと思う」とあきらめたような口調で話した。
 東京・隅田川で屋形船「駒形」を運航する鈴木清貴社長は、毎年訪れるリピーターの予約も入らない状態だとし、「もっと早い時期に政府が入国制限などしていれば、こんなことにならなかったのではないか」とし、タイミングを逸していると嘆いた。(天田優里、西川正志)

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