与那国島舞台の2映画 新宿で上映

2022年5月8日 16時10分

「ヨナグニ」上映後、対談するヴィットーリオ・モルタロッティ監督(中)ら=新宿区の「新宿K’s cinema」で

 沖縄の本土復帰から五十年の節目に、日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)を舞台にした二つの映画作品の特集上映「国境の島にいきる」が七日、「新宿K’s cinema(ケイズシネマ)」(新宿区)と「アップリンク吉祥寺」(武蔵野市)で始まった。
 「ヨナグニ〜旅立ちの島」と「ばちらぬん」を上映する。「ヨナグニ」はイタリア出身の監督二人が島に長期滞在し、島を離れる直前の地元の中学生の日常を追いつつ、島の言葉が失われゆくことをテーマにした。「ばちらぬん」は島の言葉で「忘れない」の意味があり、島出身の東盛あいか監督が島の歴史や文化を描いた。新人映画監督の登竜門「PFFアワード」の昨年のグランプリ作品。
 ケイズシネマでは「ヨナグニ」上映後、イタリア出身の監督二人と、かつて島を舞台にした映画を撮ったジャン・ユンカーマン監督が対談。ヴィットーリオ・モルタロッティ監督は「言葉がなくなるときに何が起こるのか、という問題に関心があった。言葉が消えれば、密接に結び付く歴史や文化も消える」と危機感を話した。(佐藤大)

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