<山崎まゆみのバリアフリーで行こう>鎌倉散策 八幡宮や大仏…長谷寺も

2022年5月11日 07時26分

若宮大路の脇の歩道。鶴岡八幡宮に行くにはこの道がベスト

 JR鎌倉駅改札を出ると券売機の奥に「鎌倉市観光総合案内所」が見えます。窓口で「バリアフリー観光マップin鎌倉」をもらえますし、ルート相談も可能です。視覚障がい者に向けた冊子「鎌倉観光点字・大活字ガイド」も用意されています。
 さて鶴岡八幡宮へ参拝しましょう。混み合う小町通りではなく、参道・若宮大路の両脇にある幅が広い歩道を選びましょう。鳩サブレーで知られる豊島屋本店に立ち寄れば、本店限定の品も購入できます。

鶴岡八幡宮境内。車いすユーザーも多い。砂利でも比較的動きやすい

 鶴岡八幡宮の境内は砂利が敷かれていますが、厚さは1センチほどと浅く、車いすでも通りやすいです。取材で訪れた日も車いすユーザーやベビーカーを押したママさんが大勢散策していました。
 残念ながら本殿までは長い階段があるので、舞殿(まいでん)までしか行けません。現在放送中の「鎌倉殿の13人」と連動した「大河ドラマ館」はすてきなカフェも併設されていて、開放感のある空間です。館内には多目的トイレもあります。

鶴岡八幡宮にある多目的トイレ

 鶴岡八幡宮を参拝後は駅に戻り、江ノ電バスで「大仏前」まで乗りましょう。大仏見物は車いすでもスムーズに移動可能です。
 その後、アジサイなど花の寺として知られる長谷寺まで足を延ばしてもいいですね。ただ交通量が多く、車いす1台分の幅も心もとない歩道を10分ほど行かなければなりません。
 長谷寺の入り口にはきれいな多目的トイレが設置されています。境内に入ってすぐ左側にある「てらや」前あたりでは、初夏を迎えると美しいアジサイを見ることができます。
 鎌倉の散策ルートをご案内しましたが、一部の道が狭いこともあり、混みあう休日よりも平日を選ぶことをお勧めします。 (温泉エッセイスト)
<メモ> 鎌倉市観光総合案内所は神奈川県鎌倉市小町1の1の1。(電)0467・22・3350。車いす貸し出しあり(要予約)。

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