ガンダムのマンホールふた バンダイナムコが寄贈 7月に設置へ 壬生町
2022年5月12日 07時45分
「おもちゃのまちバンダイミュージアム」のある壬生町に、人気アニメシリーズ「機動戦士ガンダム」を展開するバンダイナムコグループが、ガンダムのキャラクターなどをデザインしたマンホールのふたを寄贈した。町役場新庁舎で展示した後、7月中旬に町内に設置する。
バンダイナムコグループが自治体と協力して全国各地にマンホールのふたを設置しており、関東では神奈川県小田原市と相模原市に寄贈、北関東では同町が初めてという。
壬生町の一つは、機動戦士ガンダムの「ガンダム」と同町の「おもちゃ博物館」、劇中の人気キャラクター「ハロ」をデザイン。ハロは名産かんぴょうの原料のゆうがおの実に似せて描いた。もう一つはガンダムの強敵「ジオング」と同ミュージアムにある蒸気自動車や蓄音機を配した。
玩具の製造工場が進出した「おもちゃのまち」として知られる同町が企画に応募。昨年10月に寄贈先に決まり、デザインなどの話し合いを進めてきた。ゆうがおの実と「ハロ」のコラボは町職員の発案という。町内の地名や駅名になっている「おもちゃのまち」の文字も入り、町らしいデザインに仕上がった。
小菅一弥町長は「マンホールのふたのハロを見て、かんぴょうにも興味を持ってもらえるとうれしい」と話す。
「ガンダム」のデザインは東武鉄道おもちゃのまち駅東口広場に、「ジオング」は同ミュージアム入り口近くに、それぞれ設置する。(小川直人)
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