京アニ被害者へ来月にも義援金 京都府委、配分額決定

2020年2月29日 16時00分
 京都アニメーション放火殺人事件で、京都府が設置した義援金配分委員会は二十八日、第三回会合を開き、犠牲者三十六人の遺族と負傷者ら三十四人への配分額を決定した。府が設置した専用口座には、京アニからの移管分も合わせて約三十三億四千万円の義援金が集まり、三月中に全額を遺族や負傷者に届けたいとしている。
 委員会は京都弁護士会や府医師会などの八人で構成し、昨年十一月に初会合を開催。対象となる被害者七十人について、家族構成や経済状況、負傷程度を調査してきた。
 配分に当たり、逸失利益相当分や慰謝料相当分など四つの基準を決定。一律に見舞金を配分した上で、本人の年齢や年収、入院や通院の期間、子どもの人数などを考慮し、一人当たりの金額を算定した。京都府は被害者への配分額を明らかにしていない。
 京都アニメーションは二十八日「被害者、ご遺族が困難に立ち向かって明日を生きていくため、大きな助けになる。多くの皆さまから多額の義援金をお寄せいただき、改めて御礼を申し上げます」とするコメントを出した。

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