「絆舞」酒粕 七変化の味 特産品使った新商品発表

2022年5月12日 07時48分

日本酒「絆舞」の酒粕を利用した新商品を手にする城南信金の川本恭治理事長(中)と事業者ら=10日、東京都新宿区で

 全国の信用金庫が連携して、47都道府県のコメで醸造した日本酒「絆舞(きずなまい)」の酒粕(さけかす)を活用し、新たに開発された商品の発表会が10日、新宿調理師専門学校(東京都新宿区)で開かれた。サケや豚肉の粕漬け、カレーなど地域の特産品を生かした7品が並び、集まった百貨店やスーパーのバイヤーらに披露された。
 醸造工程で出る酒粕を有効利用し、コロナ禍で低迷する地域経済を活性化させようと、全国の信金でつくる「よい仕事おこしネットワーク」が主催し、約60人が参加した。事務局を務める城南信用金庫の川本恭治理事長は「酒粕は栄養価も高い。多くの人に食べていただく機会を提供してほしい」と語った。
 この日は、明治座(中央区)の「牛すじ絆舞酒粕カレー」や、山本食品(静岡県三島市)の「絆舞わさび漬け」などが登場。各事業者による商品の説明とともに、試食も実施された。
 明治大学経営学部4年の南光華(こうか)さん(21)は、新宿調理師専門学校の教員と共同で「鎌倉野菜の酒粕漬け」を考案した。ニンジンやカリフラワーなど10種類の鎌倉野菜を使用。南さんは「酒粕の白と、鎌倉野菜の色鮮やかさを生かし、おいしく仕上がった」と話した。

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