EU域内の航空機や空港でマスク着用義務解除へ 航空当局が指針 域外との航空便は着用求める

2022年5月12日 10時15分
 【パリ=谷悠己】新型コロナウイルス感染が改善傾向にある欧州で、マスクの着用義務を解除する動きが広がっている。欧州連合(EU)の航空規制当局「欧州航空安全機関」は11日、域内の機内や飛行場での着用義務を解除できる新たな保健指針を発表した。夏のバカンス期を前に、各国の観光政策を推進する狙いがあるとみられる。
 EUの新指針は16日から適用。域外との航空便のほか自国内での着用義務が残る加盟国の発着便、高齢者らに対しては引き続きマスク着用を求める。
 フランス政府も11日、飛行機や鉄道などの公共交通機関内や駅でのマスク着用義務を16日から解除する方針を発表した。国内の11日の新規感染者は前週比15%減の約4万人。ベラン保健相は12日のテレビ番組で「感染状況が改善しているので義務は解除するが、マスクは引き続き着用が推奨される」と述べた。
 欧州内では英国やオランダ、北欧諸国も公共交通機関内でのマスク着用義務を解除している。

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