ドーベルマンに遭遇したらどうすればいい? 専門家に聞いた 千葉・木更津で2匹所在不明

2022年5月13日 20時11分
 千葉県木更津市の同じ民家から飼い犬のドーベルマンが相次いで姿を消した。ドーベルマンのような大型犬はかむ力が強く、人が襲われたケースもある。もし道端でばったり遭遇した場合、どう対処すればいいのか。

◆不明2回目は盗まれた可能性も?

 同市真里谷の民家から最初にドーベルマン4匹がいなくなったのは4月22日。同じ犬種を飼う同県松戸市の女性が同日午後11時半ごろ、国道の側道を歩くドーベルマンを発見し、捕獲した。
 その後、飼い主宅庭のおりの中にいたが、今月8日午後1時半ごろ、2匹が再び行方をくらました。飼い主が所在不明の通報をしたのは、それから丸2日以上たった11日夕方。木更津署員らが連日20人態勢で捜索しているが、まだ見つかっていない。署によると、2匹は体長70センチ、体重35キロの雌の成犬と生後5カ月の雄の子犬。1回目は自ら逃げ出したが、2回目は盗まれた可能性もある。

◆「冷静さを保つことが重要」

 現時点でけが人などの情報はないが、過去には東京都や愛知県などで逃げ出したり、公園に放したりしたドーベルマンが人にかみついた。
 一般社団法人「セルズ環境教育デザイン研究所」(横浜市)の所長で、動物の危機管理に詳しい西海太介さん(36)は「ドーベルマンは進んで人を襲うことはないが、警戒心が強く、刺激を与えると攻撃的になることがある」と説明する。
 飼育犬の場合は人への抵抗が少なく、人を見つけると近寄ってくることも想定されるが、そこで冷静さを保つことが重要だ。「大声を上げず、相手をなるべく見ないように。逃げるそぶりを見せると追って来かねないので、背中を向けずにゆっくり後ずさりをして距離を取ってほしい」
 木更津の2匹は所在不明から数日経過しており、おなかをすかせている可能性がある。西海さんは「住宅の近くに生ごみを長時間放置すると、引き寄せてしまう恐れがある」と注意を促した。(鈴木みのり、加藤豊大)

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