20年守った彩り、優美に 川崎市が管理の生田緑地ばら苑が見ごろ 一般公開22日まで 

2022年5月14日 06時52分

バラが咲き誇る生田緑地ばら苑=いずれも多摩区で

 春の一般公開が始まった生田緑地ばら苑(川崎市多摩区)で、色とりどりのバラが見ごろを迎えている。二〇〇二年に閉園した小田急向ケ丘遊園から川崎市が管理を引き継いでから二十年。ボランティアたちの熱意で、県内有数のバラの名所は、今春も美しく花開いた。公開は二十二日まで。(中山洋子)
 かつて「東洋一のばら苑」とも称された名所は、存続を求める市民の声で守られてきた。一般開放は春と秋の開花時期だけだが、現在は約百五十人のボランティアが一年を通じて手入れを続けている。
 春に開花するのは一季咲きのつるバラを含めて約八百種、三千三百株。同園によると、四月下旬から気温の低い日が続いたものの、開花ペースは例年並みという。

見ごろを迎えたバラを撮影する人の姿も

 初夏の陽気に恵まれた十一日には、カメラやスマホを手にした女性らが園内をのんびり散策しながら楽しんでいた。長女と二人で訪れた横浜市都筑区の主婦吉本早苗さん(59)は、コロナ禍でガーデニングを楽しむようになったといい「きれいなパープルのバラがあったので、うちでも育ててみたい」と笑顔を見せた。
 有賀真由美園長は「これから咲くバラもまだまだあるので、楽しんでほしい」と話している。
 午前十時(土日は午前九時)〜午後四時半。入場無料だが、会場で「ばら苑募金」を呼び掛けている。問い合わせは同園=電044(978)5270=へ。

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