「山あげ」夏の季語に 那須烏山市の「山あげ俳句全国大会実行委」が宣言 認知度アップ 「歴史性や風土性ある」

2022年5月14日 07時26分

山あげ保存会芸能部会が演舞を披露した=いずれも那須烏山市で

 那須烏山市の「山あげ俳句全国大会実行委員会」(鈴木美江子委員長)が「山あげ」を夏の季語にする宣言を行った。伝統の山あげ祭の会場に投句箱を設けるなど、全国から「山あげ」を夏の季語とした句を募り、認知度を上げていくという。(小川直人)
 実行委員会は、「烏山の山あげ行事」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたのをきっかけに、二〇一七、一八年に市内で「山あげ俳句全国大会」を開いた。その後も市内の小中学生から俳句を募って表彰するなど、活動を続けてきた。
 同市の山あげ会館前で一日、関係者を集めて宣言式を開いた。鈴木委員長は「山あげには歴史性や風土性、詩情性がある。より多くの人に詠んでもらうための出発」と宣言。「歳時記」への掲載を目指すとした。

くす玉を割って宣言を祝う関係者ら

 元田町お囃子(はやし)会によるお囃子や、烏山山あげ保存会芸能部会の演目「三番叟(さんばそう)」なども披露され、機運を盛り上げた。鈴木委員長は「多くの人が関心を持っていると実感した。普及に向けて頑張りたい」と話した。
 川俣純子市長は「山あげ祭や市の発信にもつながる」と期待した。

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