海外の人にも和の魅力を 「ぐるり東京 江戸散歩」案内役の森マリア

2022年5月14日 07時35分

「ぐるり東京 江戸散歩」で「お散歩娘」を務める森マリア

 街歩きが心地良いこの時期、参考になる番組の一つが、現代の東京に残る“江戸”を訪ねるTOKYO MX1「ぐるり東京 江戸散歩」(土曜午前11時半)だ。江戸時代の史跡を訪ね、江戸文化を体験する案内役の「お散歩娘」を務めるのが俳優の森マリア(22)。「東京の人はもちろん、海外の人や上京した人にも江戸の魅力を知ってもらうきっかけにしたい」と意気込む。 (上田融)
 十四日は江戸時代の園芸がテーマ。ツツジが咲く文京区の六義園(りくぎえん)や江戸川区の春花園BONSAI(ぼんさい)美術館を巡り、園芸発展の歴史を学ぶ。花好きの将軍の要望に応えようと、参勤交代の大名が江戸に全国の花を持ち寄ったことや、庭がなくても手軽に楽しめるため、江戸の庶民に盆栽が流行したことが明かされる。森たちは、職人に盆栽の枝の整え方の指導を受ける。

六義園を巡る森マリア(右)ら

 四月にスタート。森とゲストが主に都内を歩いて専門家に史跡に関する話を聞き、伝統を受け継ぐ職人らの指導を受けて江戸文化を体験する。これまで、江戸時代のお座敷遊び、徳川家康が好んでいたというタカ狩りなどを紹介。相撲や寄席の看板に使われる文字の書き方も教わった。
 若者にとって江戸ははるか昔の時代だが、「若い世代だからこそ気づける魅力を伝えたい。私の体験などを通じて身近に感じ、新しい発見をしてもらえたら」と森。注力しているのは「素直な感想を伝えること」で、「歴史なので難しい言葉がたくさん出てきます。なるべく分かりやすい言葉に言い換え、見ている人に伝わりやすいリアクションをしています」。
 森は配信ドラマ「ヤヌスの鏡」(二〇一九年)、テレビ朝日系ドラマ「24 JAPAN」(二〇〜二一年)などに出演。六月三日には出演映画「太陽とボレロ」が公開になる売り出し中の俳優で、兵庫県出身、首都圏の大学で芸術を学んだ。
 建造物や水墨画などに興味があり、プライベートでも神社仏閣を巡る。都内で最近、気に入っているのは文京区の湯島天満宮。「下町にどーんと構えている雰囲気が好き。昔から多くの人に愛されてきたという雰囲気が伝わってきます」
 自称「曇り女」。ほぼロケで屋外も多い撮影のため「晴れ女になりたい」という。そんな番組で挑戦したい一つが江戸のおしゃれ体験だ。「メークだったり服装だったり。着物は柄が本当にたくさんある工芸品。そういうファッションも勉強してみたい」と話す。

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