新型コロナ首脳会議、対策資金に4100億円 バイデン米大統領「まだパンデミックは終わっていない」

2022年5月14日 10時47分
バイデン米大統領(AP)

バイデン米大統領(AP)

 【ワシントン=浅井俊典】米政府などは12日、新型コロナウイルス対策を話し合う第2回首脳会議をオンラインで開催した。参加した各国や関係機関などは計32億ドル(約4100億円)のコロナ対策資金を新たに拠出すると表明した。コロナ収束に向けた対策を継続し、新たな感染症のパンデミック(世界的大流行)や変異株に備えた対応を進めることも確認した。
 バイデン米大統領は会議の冒頭にビデオメッセージで「まだパンデミックは終わっていない。国ごと、地域ごとにワクチンを接種するための努力を倍増させなければいけない」と呼び掛けた。
 米国は世界銀行に設置された基金に2億ドル(約260億円)を追加拠出する。世界保健機関(WHO)を通じてワクチン製造の技術などを共有し、発展途上国へのワクチン供給も支援する。
 岸田文雄首相はビデオメッセージで、これまでに実施したコロナ対策の途上国支援が計50億ドル(約6400億円)に上ると説明。アフリカでワクチンなどの医薬品を生産する能力を高めるため、最大2億ドルを支援することなどを表明した。
 前回の首脳会議は昨年9月に開き、途上国へのワクチン支援の強化などを確認した。今回は米国と先進7カ国(G7)議長国のドイツ、アフリカ連合(AU)議長国のセネガルなどが共同開催した。ウクライナに侵攻したロシアは招待されなかった。

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