アメリカ国防長官、ロシア国防相に即時停戦を要請 ウクライナ侵攻後初めて米ロの防衛トップが電話協議

2022年5月14日 22時17分
ロシアのショイグ国防相と電話協議を行った米国のオースティン国防長官(AP)

ロシアのショイグ国防相と電話協議を行った米国のオースティン国防長官(AP)

 【ワシントン=浅井俊典】オースティン米国防長官は13日、ロシアのショイグ国防相と電話協議した。両氏の電話協議は2月18日以来で、ウクライナ侵攻後は初めて。米国防総省のカービー報道官によると、オースティン氏はロシアにウクライナでの即時停戦などを求めた。
 約1時間の協議で、オースティン氏は米ロ間の対話維持の重要性を訴えた。AP通信は国防総省高官の話として、今回の電話協議によってロシアの軍事行動に変化は生じないと報じた。
 ロシアのウクライナ侵攻後、米側はオースティン氏や米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が、ロシアのショイグ氏やゲラシモフ軍参謀総長に対して電話協議の実現を繰り返し求めていたが、拒否されてきたという。米政府関係者は「なぜロシアが今回の協議を受け入れたのかは分からない」と話した。
 両国は侵攻開始後、不測の事態などによる衝突を回避するためのホットラインを設置したが、これまで首脳や政府高官の協議は実施されていなかった。

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