中野区長選告示 現新一騎打ち

2022年5月16日 07時18分
 中野区長選は十五日告示され、いずれも無所属で、自民の地元支部が推薦する元区議の新人と、二期目を目指す現職が立候補を届け出て、一騎打ちの構図となった。
 投票は、二十二日午前七時〜午後八時に区内四十カ所で行われ、二十三日午前八時からキリンレモンスポーツセンター(区立総合体育館)で開票される。十四日現在の選挙人名簿登録者数は、二十八万三千二百二十二人。
 各候補の第一声は次の通り。=届け出順(長竹祐子、林朋実)

◆稲垣淳子(いながき・じゅんこ)さん(51) 無新

(元)区議・翻訳業・会社員▽上智大

◇内向きの区政を止める

 正午、JR東中野駅前で第一声。「今の区政を止めなければならない」と声を張り上げ、中野サンプラザの跡地計画の見直しや区独自の児童手当創設などを主張。「ごまかさない、隠さない、うそをつかないを信条に、機能不全に陥った区政を止める」と訴えた。
 現区政の四年間について「子育て先進区」などの方針には賛同できたものの「成果と実績はほとんどなかった」と断言。中野サンプラザについても「議会や区民にまともな説明もないまま解体を決めた」と批判し「私は区民が受け入れがたい困難な課題でも、丁寧に説明して取り組んでいく」と強調した。
 区職員出身の区長が三十六年間続いてきたことには「縦割り行政が打破できず、前例踏襲型の内向きの区政が続いている」と指摘。民間企業出身で区議を四期務めた自身の経歴をアピールした。

◆酒井直人(さかい・なおと)さん(50) 無現<1>

区長(元)区職員▽早大院

◇子育て施策の実績強調

 正午から中野駅前で、ワイシャツにオレンジ色のネクタイ姿で第一声。「私が四年前に区長になったとき、子育てしにくい街と呼ばれていた」と振り返り、就任後は「子育て先進区」を目指して取り組んできたことを強調。
 児童館や区立幼稚園の廃止計画を見直し、ニーズに応じた保育園誘致で、待機児童ゼロを実現したことなど、一期目の実績をアピールした。
 区職員を二十二年務めた経験から「区職員一人一人が現場に行かないと課題が見えない。区職員の意識が変われば、皆さんへのサービスが変わる」と述べ、区民との対話を重視し、区役所の組織風土改革を進めることを力説した。
 中野サンプラザを含む中野駅前開発は「皆さまといっぱい議論した上で、私が責任を持って決断した」と理解を求め「中野の魅力を高めていく」と語った。

◆区議補選も告示 6人が立候補

 中野区議補選(被選挙数一)は十五日告示され、元職二人、新人四人が立候補を届け出た。党派別では自民、維新、共産、都民ファーストの会、中野・生活者ネットワークがそれぞれ一人、無所属が一人。区長選と同日程で行われる。

◇中野区議補選 立候補者(被選挙数1−候補6)=届け出順

細野かよ子 59 ネ元
斉藤慶太 39 維新
生藤健人 32 自新
黒沢結香 33 都新
大木慶一 55 無新
広川雅規 41 共元

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